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上尾上町講中の庚申塔

上尾駅から中山道を桶川方面へ、図書館西の交差点にある庚申塔です。
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正面に、青面金剛、上部に日と月、踏みつけられている邪鬼の下には三猿、その両脇に鳥が彫られてます。
とても立派な庚申塔ですね。
また、こちらの青面金剛はショケラの髪をつかんでいます。
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青面金剛は、強さの象徴なのでしょう。
右側面には、造立者として、上尾上町講中と彫られてます。
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ちょうどこの辺りが上尾宿の北の終わりであったとされており、境目に置かれたのでしょうか。
左側面には、紀年銘 延享二 乙丑年三月吉日
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延享二年は、「きのとうし」西暦1745年、桜町天皇の御代、将軍は、8代徳川吉宗(9月~9代徳川家重)また、地理学者の伊能忠敬が生まれた年です。日本地図を作るために、全国を歩いた人なので、こちらの庚申塔も見たかもしれませんね。