その②の続き。
長坂橋を渡り、食事ができそうなお店をスマホで検索しながら、望月宿の中心部を目指し歩きます。
お店は、ありましたが準備中。
残念。
道端にちょこんと、かわいらしい馬頭観音様がいらっしゃいました。
交差点を右折し、望月宿のメイン通りに入ります。
当時を偲ばせる建物が点在いたします。
望月宿の案内看板のある、バスターミナルで休憩をとります。
此方の近くでもお食事処を見つけましたが、予約のみで満席との事、残念ながらご飯にありつけず。
コンビニも見当たりません。
お腹を空かせながらも、先へ進みます。
大和屋呉服店。
御宿山城屋。
井出野屋旅館。
映画、犬神家の一族の撮影に使用されたそうです。
趣のある建物が続きます。
大森本陣跡。
望月歴史民俗資料館。
鷹野脇本陣跡。
軒下に、大きなげたが釣り下がる、旧下駄屋の香美屋跡。
宿の京都側には、大伴神社が鎮座致します。
望月宿に別れを告げ、次に目指すは、間の宿茂田井。
再び小道へと入ります。
道端には、馬頭観音様。
お次は、急な坂を登る横道へ入ります。
此方にも馬頭観音様。
数多くの馬頭観音を見ることができます。
牧の里である望月をものがたっていますね。
道標に従い歩きます。
寒念仏供養塔。
この辺りから、青木坂と言うそうです。
国道下のガードをくぐり、地図にあるお食事処を見つけますが、既に廃業。
皆、腹ペコです。
坂道の登り始めにある廃校で、ガス会社が、地域の方々に向けたイベントをやっていました。
良い匂い。屋台があるようです。
なかに入れるか否か、Jさんが警備の方に聞いてみると、此方には、入ることは、できないないけど、近くにお食事ができるお店があると教えてくれました。
それは、バイパス沿いにあるそうです。
しかし、我々は旧道を歩く宿命。
しかも、これから坂道を登り続ける必要があり。。
悩みながらも歩き続けます。
坂の頂上付近の見渡しの良い場所に着くと、遥か下のバイパス沿いに、幟がはためくお店を発見。
先程教えていただいた、お食事処です。
先に進むか、急坂を下り食事をとるか、4人で話し合い、結果、坂を下る決断を致します。
まさに、背に腹は、かえられない、です。
でも、まあ、待ちに待ったお昼ご飯です。
いただいたのは、此方。
この地域の推し、新名物にしようと試み中の一品。
ボリューム満点。
大変美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
食後は、先程下った急坂を登り返します。
坂を登り終え、中山道に帰ってきました。目指す茂田井宿はあと少し。
茂田井宿は、右側の道へ入ります。
程なくして、茂田井宿に入りました。
神明社が鎮座。
清らかな水路のある白を基調とした美しい街並み。
叶屋、武重本家酒造。
大きな蔵元です。
お酒を購入できたらと、T氏がなかに向かって声をかけますが、不在のようでした。
近くを歩いていた地元の方に聞くと、この先にも大きな蔵元があり、そこでもお酒は、買るとの事。
そちらを目指します。
叶屋さんの前には、若山牧水の歌碑が立っていました。
お酒が、大好きな方だったみたいですね。
白壁に水路、100年前も同じ風景が広がっていたのでしょう。
その美しさに感動です。
もう一つの大きな蔵元、大澤酒造、蔦屋さんに到着致しました。
声をかけさせてさせていただき、中へ入れてもらえました。
左側の建物の中でお酒を購入すると、2階にある資料館もご案内いただけました。
急な階段をあがると。
歴史ある貴重な品の数々を見ることができました。
素晴らしい時間を過ごすことができ、感謝です。
蔦屋さんを後にし、再び歩きます。
茂田井村下組高札場跡。
宿内を歩きます。
大きな馬頭観音の石碑。
茂田井上組高札場跡。
石割坂を登ります。
すると、茂田井の一里塚跡がありました。
一里塚跡を後に致します。
茂田井間の宿入口標識があり、次に目指すは、芦田宿にある、立科町役場。
本日の最終目的地となります。
県道を暫く歩くと、大灯篭を模しているモニュメントが立ちます。
道端には、道祖神。
役場は、もうすぐそこです。
此方にも、道祖神。
立科町役場入口を左に折れると。
到着です。
ここから、事前に予約した、望月ハイヤーさんに乗り、佐久平駅に戻り帰宅です。
ハイヤーが来るまで少し時間がありましたので、ふるさと交流館芦田を見学。
ハイヤーが到着し、本日の歩き旅は、終了です。
今回も、とても楽しい一日を過ごすことができました。
次回は、和田宿まで歩きたいのですが、スタート地点まで&ゴール地点からの移動手段に頭を悩ませています。