2023年4月22日土曜日、天気は、晴れ。
前回の歩き旅から半年が経ちました。
本日、満を持しての碓氷峠越え、上州から信州へと向かいます。
今回もいつもの4人で歩きます。
朝6時19分の電車に乗りこみ高崎駅へ。
高崎駅に着くと、恒例となりましたホームにある第5売店での朝ごはん、立ち食い蕎麦を黙々と4人揃っていただきます。
前回いただいた朝得蕎麦は、卵の高値の影響か?販売中止になっていました。
今回いただいたのは、コロッケそば。
此方もやはり美味でした。
食後、おトイレ&一服タイムを経て信越線に乗り込み前回の終着地横川駅へ。
山が迫りくる車窓の景色を楽しんでいると程なく到着致します。
駅前で身支度を整え、虫除けスプレーを入念につけ、準備体操を致します。
さあ、本日のてくてく歩き旅のスタートです。
風は、少しありますが、青空の広がる良い天気、まずは、坂本宿を目指します。
暫く歩くと見えてくるのは、碓氷関所跡。
関所跡に立つ門は、当時のものを移設して保存されているそうです。
管理されてる方のお話しによると、門の柱の一部が黒くなっているのは、維新後に明治政府から徳川が管理していた関所の破却命令がだされたものの、貴重な門を守る為思案し、一部に火をかけることで破却命令に応じた格好を示し、本格的な破却を行わなずにしたとの事。
当時の方々の機転のきいた行動に感謝です。
お陰で現在でも当時の姿を見ることができますからね。
資料館等も見学し、関所跡を離れます。
先に進むと川久保橋の説明板。
当時は、今よりやや上流に橋が掛かっていたようです。
橋を渡ると坂があり、手前に立派な石碑が立っています。
川久保薬師坂碑です。
この辺りで我等4人組は、中山道から若干コースアウトをしたようですが、地図を見ながら修正し、無事に中山道に戻れました。
坂本宿手前の白髪神社を横目に歩きます。
続いて原村水神宮。
村に流れる用水路の起点に水神様を奉ったそうです。
いよいよ坂本宿に入ります。
宿内に用水路が通った美しい宿場でした。
下木戸跡。
坂本宿の江戸側の木戸です。
宿場内を歩きます。
卯建があがった建物が残ります。
用水路に清水が流れ、真っ直ぐな道の先には、これから越える刎石山。
天気が良く景色が映えます。
坂本宿の家々には、屋号が掲げられていて当時の名残を感じる事ができました。
宿場の雰囲気を残す建物も健在。
佐藤本陣跡。
永井脇本陣跡。
由緒ある旅籠跡が続きます。
元旅籠かぎや跡。
元旅籠つたや跡。
元旅籠たかさごや跡。
上木戸跡を最後に坂本宿とは、お別れです。
いよいよ山が近づきます。
その前に芭蕉句碑。
坂本八幡宮が鎮座します。
無事に峠が越えられますようにと、心のなかで祈ります。
その②に続く。