上尾市川地区にある「川の大じめ」の下にある庚申塔です。
庚申塔も「大じめ」と共に旧川村の入口に置かれていたので「フセギ」の一旦を担っていたのでしょうか。
明治 3年の古地図にも書かれています。
正面に彫られている青面金剛は、ショケラを掴み、邪鬼を踏みつけ、下部に三猿、上部に日月。
右側上部は、造立年「文化九年申霜月吉日」
文化九年は、壬申(みずのえさる)西暦1812年、光格天皇の御代、将軍は、第11代徳川家斉。
台座右側左右は、道標になっています。
「右 大宮 原市 岩付」「向 松山道」