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上尾市愛宕一丁目愛宕神社境内の庚申塔

上尾市愛宕一丁目、中山道沿の愛宕神社境内にある庚申塔です。
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庚申塔のための鳥居があり、祠の中にあります。
とても大切にされてますね。
祠には、「猿田彦大神」と書かれた額。
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猿田彦は、庚申供養での神道系の守護神とされているようです。申と猿の繋がりでしょうか。また、猿田彦は、道祖神でもありますので中山道沿いにあるのは、納得です。
庚申塔の正面には、青面金剛像、こちらは、仏教系の守護神ですので、「猿田彦大神」と「青面金剛像」で神仏融合な感じで、神社の境内にある庚申塔を象徴していますね。
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青面金剛は、邪鬼を踏みつけて、下には三猿。
左右上部には、月と日。
左右中位に鶏が彫られてます。
塔の左側面には、「享保七壬寅年二月吉日」の文字
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享保七年は、「みずのえとら」西暦1722年、中御門天皇の御代、将軍は、8代徳川吉宗、また、小石川養生所の開設、「上げ米の制」が開始された年です。所謂「享保の改革」です。
右側面には、「奉納庚申」の文字。
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下の台座には、判読不明ですが何か文字が、
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造立者が刻まれているのでしょうか。
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