You andIのパパブログ

サッカーと中山道と美味しいものと・・・

ガレージ居酒屋ファン倶楽部中山道てくてく旅第二回(板橋から蕨)その②

その①の続き

板橋を見学した後、時刻も1時を過ぎ、そろそろお昼ご飯を食べようとお店を物色。
賑やかな商店街なのでお店は、沢山ございます。
思案の結果、縁切り榎の近くにある蕎麦屋長寿庵さんに入りました。

瓶ビールと名物、榎そばをいただきます。
えのき茸、のり、鰹節、大根おろしや蕎麦の実、かな?
これら沢山の具に付け汁をかけてお蕎麦をいただきます。
美味です。
S氏曰く「近所にあったら月一で通う」レベル。
ご主人やお店の方々も、とても親切で雰囲気の良いお店でした。
お店のお姉さんにキャラメルをお土産にいただき、中山道歩き再開です。
和宮をはじめ、お嫁入りに江戸に向かうお姫様達が避けて通ったという縁切り榎は、すぐそばです。



絵馬の数が物凄いです。

これ程縁切り願望を持った人が多いとは、おっさん4人組は、心が ざわざわ してしまいます。

ざわざわしながら、先に進みます。
中山道は、国道と合流。
暫く進むと、蓮沼村氷川神社が鎮座します。


さらに進み、中山道第三番目の一里塚、志村の一里塚がそびえます。


国道の両脇に立派な塚が現存しています。


志村坂上の駅を過ぎると、中山道は、一旦国道から外れます。
富士・大山道の道標が刻まれた庚申塔がありました。




ここから台地を下る急な坂道となります。
清水坂です。
再び国道に合流します。
暫く旧道を偲ばせるものは、あまりありませんが、頑張って歩きます。
志村橋を越えると、国道から少しそれたところに舟渡の板碑がありました。


鎌倉時代から室町時代に造られたもの、かなり古いですね。
そろそろ東京脱出です。
戸田橋を渡ります。
当時橋は、掛かっておらず、渡し舟で渡りました。

景色に癒されながら歩きます。

埼玉県に入りました。

橋を渡りきるとこのような看板。


親切な看板です。
旧道の道筋を教えてくれます。
階段を降りたところに水神社。



戸田の渡船場跡碑。


案内板をしっかり読んでお勉強です。

矢印の指示どおりに進みます。
小さな公園に中山道の案内板がありました。

中山道は、国道に合流致します。
戸田公園駅へと別れる交差点がありますが、中山道第四番目の一里塚、下戸田の一里塚があったのはこの辺りでしょうか。
案内板も何も見つけることは、できませんでした。
板橋から約二里が過ぎそろそろ皆の疲れが足腰に痛みとして表れてきます。
するとタイミング良く銭湯を発見。
が、T氏の許可がおりず、とぼとぼ歩き続けます。
空も暗くなりはじめた頃、やっと蕨宿の入口が見えてきました。


宿場当時の面影を所々に感じることができます。



今回のてくてく旅は、ここで終了です。
疲れがピークとなった4人組は、T氏が事前に探し当てた銭湯、亀の湯さんへ直行。

歩き後のお風呂は、最高です。
本当癒されます。
すっかり元気を取り戻した我等は、当たり前の如く居酒屋に。
味と心づくし 冨士屋さんへ吸い込まれていきました。