さいたま市北区国道17号と中山道が交わる交差点から暫く歩くと、左側にポツンとある石塔です。
「橋供養塔」と彫られています。
橋供養塔は、埼玉県に多く分布しているとの事。
荒川や中川、支流もいくつか流れ、それらを結ぶ用水路が多く造られ、田畑に開拓されて行ったのでしょう。水路や河川に分断された土地では、橋は生活に欠かせない物、供養塔まで建てる程とても大切にされていたことがわかります。
宝暦九 卯 八月と刻まれてます。己は腐食したのか確認できません。
宝暦九年は(つちのとう 己卯)西暦1759年、桃園天皇の御代、将軍は第九代徳川家重。
