齢四十を過ぎたガレージ居酒屋に集う飲み仲間と共に、中山道を日本橋から京都を目指して歩きます。
さて、本当にたどり着くのでしょうか。
旅の初日は、2020年11月21日(土曜日)天気は、晴れです。
朝8時20分地元の駅に集合。
旅人は、T氏、Jさん、S氏に私の4人。
8時半発の品川行きに乗り込み、東京駅へと向かいます。
まずは、東京駅八重洲口からスタート地点の日本橋へと歩きます。
日本橋の橋銘板が見えてきました。
9時38分日本橋到着。
道路元標、麒麟像等の説明板を読みながら学習致します。
記念撮影をした後、朝陽の眩しい中いよいよスタートです。
高層ビルが立ち並ぶ日本橋界隈、まずは、神田駅を目指して歩きます。
すぐに、旧越後屋の三越デパート、ライオン像を横目に重厚な外観に感心します。
今川橋跡を過ぎたら神田駅です。
神田駅のガード下に、戦前の万世橋駅周辺の写真が飾られていました。
広瀬海軍中佐の話し等をしながら歩いていたら、昌平橋でなく万世橋に来てしまい、若干のコースアウトをしてしまいました。
それでも、T氏の思い出の場所を訪れることができ、結果オーライ。
気を取り直して秋葉原から湯島聖堂、神田明神を目指して歩きます。
湯島聖堂の特徴的な外壁が見え、坂を登ると神田明神に到着です。
11月の神社は、七五三真っ只中、大変賑やかでした。
「神社声援」(ジンジャエール)が名物と教えてもらい、喉を潤します。
生姜の香りがしっかりとする本格的なお味。(Jさんごちそうさまでした!)
お参りをした後は、境内にある数々の石像、石碑を見学。
銭形平次の碑には、驚きましたね。
フィクションドラマの主人公の記念碑を歴史ある神社の中に置くとは、神田明神の懷の深さに感心します。
神田明神を後にして、中山道に戻ります。
次に見えて来たのは、本郷もかねやすまでは 江戸のうち、で知られる、かねやすさんです。
ここを境に、瓦葺きから茅葺きに街並みが変わったそうです。
現在は、本郷通りと呼ばれる中山道を進みます。
本郷薬師が少し奥まった所にありました。
奥には、十一面観世音菩薩が鎮座します。
更に進み、東京大学。
江戸の頃は、加賀藩の上屋敷でした。
有名な赤門は、当時の御守殿門。
徳川家斉の姫君が加賀藩に嫁いだ際に建てられました。
東大の銀杏は、もう色づいていました。
少し歩くと追分の一里塚の銘板がありました。
中山道最初の一里塚があった場所です。
ここいらでお昼を食べようと考えていましたが、予定していたお蕎麦屋さんは、閉まっており、他を探しながらてくてく。
直ぐに食事ができそうなお店を見つけ、迷わず入りました。
しかし、そこは、注文の多い料理店。
お料理のお味と共に独特な緊張感を味わいながらの食事となりました。
その②に続きます。