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さいたま市北区宮原町中山道沿の明治39年の馬頭観音

宮原駅から中山道にでて、加茂神社を過ぎ、国道の高架橋をくぐった先、50メートル程行った所、左側の駐車場一画に二つの小さな石塔が並んでいます。
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馬頭観音のようです。
向かって左側の石塔には、
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明治三九年十二月二十一日
中央には「馬頭観世音」
右側には、造立者のお名前が確認できます。
明治39年、干支は「丙午」ひのえうま、西暦1906年、総理大臣は第12代西園寺公望、第一次西園寺内閣が組閣された年。
右側の小さい石塔は、風化が激しいながら、中央の「馬頭観世音」の文字、造立者のお名前だけかろうじて分かりました。
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中山道の街道沿いですので、運搬や農作業に馬や牛を利用していた方が供養のために建てたのでしょうか。
明治の時代にも、石塔を建てるほど馬頭観世音信仰が残っていたのが大変興味深く思いました。